躍る大地

庄内の松だより|2024年4月

こんにちは。松葉研究家の及川みぃちゃんです。
4月に入り、山形庄内地方も春めいて参りました。梅の花は終わり、あと1週間ほどで桜が咲くでしょうか?

 

松ぼっくりと松の種

 

 

松ぼっくりの間から松の種を見つけました。この薄黄色い花びらのようなものの先っぽにある白い米粒のようなもの。それが松の種(松の実)です。松の実というと、韓国料理でよく使われます。赤松や黒松からは採取しにくいので、日本では松の実が流通しないのでしょう。松の実として売られているのは、チョウセン五葉松の松の種です。松の実については、「松の種子観光法と私の人生」という書籍に詳しく書かれています。

 

鳥海山の赤松たち

 

さて、赤松の葉をいただきに鳥海山に行ってまいりました。

 

立派な赤松がそびえています。

 

 

鮮やかな赤なので、赤松だとすぐにわかります。

 

 

山で自生している赤松は背が高く、枝をいただくのはなかなか難儀です。でも、山の中に行くと、たくさんのオゾンを浴びることができ、松風浴で癒されます。

 

黒松のミドリと松葉液

 

 

近所の黒松は……というと、ミドリが上がってきました。ミドリは一般的な用語ではないかもしれないです。元植木職人の夫から教えてもらった言葉です。

 

ミドリとは、春に松の葉の新芽が伸びる茎?若い枝?のようなもの

 

以前もミドリについては書かせていただきました。

 

 

庄内の松だより|12月

 

12月のころのミドリはこのくらい(上のブログの写真を再アップします)。

 

 

それが上の写真までミドリが成長しました。来月にはこのくらいに成長するかな?

 

このミドリを氷砂糖を溶かした砂糖水で漬けると、とてもまろやかな松葉液が出来上がります。松葉液については改めて投稿させてください。このミドリ、我が家の近くでは取り放題ですが、どこでも手に入るものではないと思われ。
なので、5月限定販売として、ご自宅にミドリをお届けするという商品も計画しています。ぜひ、ご自身で松葉液を作っていただければと思います。なにしろ、松葉液は松の勢いある新芽(ミドリ)を漬けたもの。とても栄養価が高いです。更に砂糖を餌として発酵させるので、松葉茶等とは違う松の恵みを頂けます

 

 

ただ、松葉液はそのまま保存しておくと、発酵し続けてアルコールへと変化します。そのため松葉液を販売するのは法律上、厳しいものが。そのため、松葉液として販売することはせずに材料のミドリをお譲りするという形をとらせていただきます。ご理解いただけるとありがたいです。

 

この生き物すべてが換気に包まれる春を、わたし達も精いっぱい享受したいものです

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

 

この記事を書いた人

及川美由紀(みぃちゃん)

1969年生まれ東京都出身。2022年鎌倉より山形県酒田市に移住。「庄内に住むのなら松の良さを広めなさい」という内なる声に導かれて松仕事を始める。(好きなこと)文章を書くこと、夫と踊ること、氣功すること、ヴィーガン料理を作ること。著書に「心の病は自分で治せる」がある。愛読書は「大日月地神示」。

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