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庄内松だより|2025年7月

ご無沙汰しています。久しぶりの庄内松だよりをお送りします。

日本列島はどんどん梅雨明けしております。山形県庄内地方は梅雨明けしていませんが、ほとんど雨も降らず……。梅雨前線はどこに行ってしまったのでしょうか?

 

 

新しい松葉がぐんぐん成長の7月

 

さて、近くの松の様子です。

松の若木を見ると、成長しています!春ににゅーっと伸びた緑から少しずつ伸びた若い芽が!新しい松葉がしっかりしてきました。

 

 

成長した松の木の先は、もう立派に松葉が伸びています。

 

ちなみに、松葉の根元のオレンジの固まりは松の花粉です。ただ、既に花粉自体のシーズンは終わっているので、周りの殻だけ残っています。

 

今年初の新しい松葉!少し頂きました。

 

新しい松葉を生で囓る

せっかく頂いたので、フレッシュな松葉を噛んでみます。黒松は葉先が鋭いので、口に入れるときは葉の根元からです。口の中がイテテテ、となってしまわないよう、要注意です!(笑)

 

噛んでみると……。成長した松葉よりも、青々しく瑞々しい。苦味が少なく、軽い感じ。……と思ったら、噛み終わってからの後味がずっしり。なんというか、渋みのようなものが残ります。でも、嫌な渋みではないです。

 

そう思うのはいつも松葉を齧っていて、松葉に慣れているからかもしれません。

 

アレルギーの多い方は松を囓ることがあるときは、少量から試してみてください。

 

この時期ならでは松葉や青ぼっくりを愉しむ

 

普段松葉茶にするために摘む松葉は1年葉のみです。しかし、緑茶などのお茶の葉と同じようにこの新しい葉の時期のフレッシュさは、なんともいえないエネルギーを感じます。

 

さて、7月といったら、先月から引き続き旬の「青ぼっくり」(「青ぼっくり」については過去記事を書いていますので、ご興味ありましたら、どうぞ)!

 

青ぼっくりは、見ているだけでもエネルギー貰えます。それだけ生命力がぎゅーと入っているからなのでしょう。なにしろ、松果体の松果とは松ぼっくりのこと。成長して茶色くなる前の青い状態は、未来に向けた無限大の可能性を顕しているかのようです。

 

ちなみに松葉の先の透明な粒は松脂でした!てっきり朝露かな、と思いしずくを掬おうとしたら、固くてびっくり!松脂は天然のロイヤルゼリーといわれています。

 

松の枝を切ったとき、そのままにしていると、切り口に透明の塊ができます。それが松脂なので、それを指で取って舐めることも。この時も、つかさず指で摘んで口に入れました。朝から自然の恵みをいただきました。感謝です。

 

庄内は7月初旬も紫陽花が美しい

 

松ばかりでもビジュアル的に寂しいので、ご近所の美しい紫陽花もご紹介します。5月下旬に東京に行ったとき、紫陽花が咲いていて「もう咲いているの?」と驚きました。こちら庄内では、今が盛りです。

 

また、他のお家のの庭先にはキウイフルーツがたわわに生っております。

少し摘果してあげると、甘く美味しいキウイフルーツになるのに……、と要らぬ心配をしながら毎日通っています(笑)

 

毎日、というのは、この愛犬と散歩しているから。

まだご紹介したことがないのですが、愛犬リンです。今後わたし及川からリンに店長が変わる予定です。その時は、また改めてご紹介します。

 

暑い日が続きますが、夏はこれからが本番。どうぞ涼を取りながら、日々笑顔で過ごせますように。いつもありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

及川美由紀(みぃちゃん)

1969年生まれ東京都出身。2022年鎌倉より山形県酒田市に移住。「庄内に住むのなら松の良さを広めなさい」という内なる声に導かれて松仕事を始める。(好きなこと)文章を書くこと、夫と踊ること、氣功すること、ヴィーガン料理を作ること。著書に「心の病は自分で治せる」がある。愛読書は「大日月地神示」。

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