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松葉の栄養を巡る旅③|目にいいビタミンAと松葉

こんにちは。
松葉研究家の及川みぃちゃんです。

 

さて、松葉の栄養についてのシリーズ第三回目として、今回はビタミンAを取り上げます。

 

ビタミンAにまつわる素朴な疑問と、松葉の個人的体験をお伝えさせていただきます。

最後までお付き合いくださるとありがたいです。

 

 

 

そもそもビタミンAって?

ビタミンとは、人間の身体で作れない栄養素の総称をいいます。

 

ビタミンとは体内で合成できない、言い換えると外から摂る必要のある栄養素のこと

 

その中で一番最初に発見されたのが、ビタミンAです。

発見された順にアルファベットが付けられていったわけです。

 

 

ビタミンには水溶性と脂溶性がある

 

ビタミンというのは大きく2つに分類することができます。

 

水溶性と脂溶性です。

 

水溶性は熱に弱い、多く摂りすぎたときは尿に排出される、という特徴があります。

 

ビタミンでいうと、B1・B2・B6・B12・ナイアシン・葉酸・ビタミンC等があります。

 

また、脂溶性は、ビタミン A・D・E・Kなど。

脂質と一緒に摂ると、肝臓や体内の脂肪として溜めることもできます。

そのため、過剰摂取で身体に悪い影響がある場合も。

よくビタミンAが多く含まれるウナギは妊婦さんの身体にはよくない、といわれます。

それは上記のように、過剰摂取すると、体内に蓄積されすぎてしまうからでしょう。

(ただビタミンAについては動物性と植物性で大きく特徴が違うようです!

※後ほど解説!)

 

  水溶性 脂溶性
ビタミンの種類 ビタミンB1・B2・B6・B12
ナイアシン、葉酸、ビタミンC 等
ビタミンA・D・E・K
 特徴

・熱に弱い

・多く摂りすぎたときは尿などで身体の外に排出する

・肝臓や脂肪組織に溜めることができる

・過剰摂取は身体に悪い影響があることも

 

 

ビタミンAの正体と効果・効能

 

ビタミンAというのは広義の名称で、レチノール(アルコール)と呼ばれる物質のことです。

 

 

レチノールが体内で酸化すると、レチナール(アルデヒド)に変化します。

 

この一つ目の酸化段階は、視覚に作用します。

 

それで目にいい、といわれるのです。

 

そして、更にレチナールが酸化すると、レチノイン酸(カルボン酸)に変わります。

この二つ目の酸化段階は、細胞の分化、細胞の成長、皮膚や粘膜を作る働きに関与しています。

 

レチノール→(酸化)→レチナール→(酸化)→レチノイン酸

     ①視覚に作用    ②細胞の分化・細胞の成長・皮膚を作る・粘膜を作る

 

 

ビタミンAがいかに人の身体にとって、必要な栄養素なのかがお分かりいただけたかと思います。

 

ところでベータカロテンとビタミンAの違いは?

 

よく混同しがちなのは、ベータカロテンとビタミンA。

 

え?混同していないですって?

 

違いが分かっていなかったのはわたしだけかもしれませんが……。

 

整理したいので、お付き合いください。

 

ベータカロテンは植物に含まれている

 

ベータカロテンとは緑黄色野菜の黄色・橙色・赤色の色素の成分を指します。
ということは、植物に含まれていているものであることがわかります。

 

 

ベータカロテンは、黄・だいだい色・赤の色素のことを指す

 

 

ベータカロテンとビタミンAとの関係

 

ベータカロテンは口から身体の中に入ると、ビタミンAが足りない分だけビタミンAに変わります。

 

ビタミンAの不足分をベータカロテンが補ってくれるのです。

 

このように体内でビタミンAに変わる物質をプロビタミンAと呼びます。

 

ベータカロテンは身体の不足分だけビタミンAに変わる

体内でビタミンAに変わる物質をプロビタミンAという

 

 

 

ベータカロテンの過剰摂取?

 

さきほど、ビタミンAは摂取しすぎると、身体に悪影響を及ぼす場合があると書きました。

 

しかし、植物に含まれているベータカロテンは身体の中で足りない分だけがビタミンAに変換します。

 

……ということは、たくさん植物からベータカロテンを摂ったとしても、ビタミンAを過剰に摂取する、ということにはならないです。

 

一般的に動物性のビタミンAは多く摂れば、体内に溜まっていきます。

 

しかし、植物性であれば不足分だけ変換されるので、体内に溜まることはなさそうです。

 

 

そうすると妊婦さんは、ベータカロテンからビタミンAを摂るほうが安全なのかも!

 

 

 

松葉酒や松葉茶を続けているみいちゃんの体験談

 

今年の春から毎日、松葉酒や松葉茶を飲み続けているみぃちゃん。

 

 

(写真は煎茶風松葉茶)

 

 

いろんな変化がみられています。

 

一番びっくりした出来事があったので、お伝えさせてください。

 

 

みぃちゃんは、目が悪く、視力は0.1ありません。

 

お会いしたことがある方は、わたしがいつも眼鏡かけていることをご存じだと思います。

 

ただ、眼鏡は基本嫌いなので、家ではかけていないことが多いです。

 

しかし、自分の足の爪でさえ裸眼では見えず。

 

爪切りするときは眼鏡をしていました。

 

 

ある日、爪を切っているとき、氣がつきました。

 

自分が眼鏡かけないまま、切っていることに!

 

あれ~!足の爪が見えている!

 

思わず、そばに居た夫にすぐに報告しました。

 

「きっと松葉の効果だろうね」

 

毎日ビタミンAを松葉から摂取していたお陰で、視力が改善したのかもしれません。

 

(視力検査に行っていないので、正確には分かりませんが)

 

いつか眼鏡無しで生活できることを願って、これからも松葉を日々摂取していきます。

 

 

※こちらは、個人の体験談です。

その人それぞれの体質、体調、生活のリズム、メンタルの状態などが大きく関与します。

松葉茶を飲んだからといって、同じ効果・効能が表れるわけではありません。

ご了承ください。

 

 

まとめ

 

  • 体内で作り出せない栄養素の総称がビタミン
  • その中で一番最初に発見されたのがビタミンA
  • ビタミンAは脂溶性ビタミンの一つ
  • ビタミンAは視覚に作用する、細胞を分化し成長させる、皮膚や粘膜を作る働きを助ける作用がある
  • ビタミンAは肝臓・脂肪細胞に溜まる。過剰摂取に注意
  • 植物の黄色・橙色・赤色がベータカロテンという色素
  • ベータカロテンは身体の中で不足している分だけビタミンAに変わる
  • 体内に入ってビタミンAに変わる物質をプロビタミンAという
  • ベータカロテンはプロビタミンA
  • 不足分だけビタミンAに変わるので、ベータカロテンを多く摂ることは問題ではない

今回はビタミンAについてお伝えさせていただきました。

 

松葉にはいろんな栄養が含まれています。

 

ご紹介する栄養がたくさん!

松葉の栄養を巡る旅はまだまだ続きます。

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

及川美由紀(みぃちゃん)

1969年生まれ東京都出身。2022年鎌倉より山形県酒田市に移住。「庄内に住むのなら松の良さを広めなさい」という内なる声に導かれて松仕事を始める。(好きなこと)文章を書くこと、夫と踊ること、氣功すること、ヴィーガン料理を作ること。著書に「心の病は自分で治せる」がある。愛読書は「大日月地神示」。

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