イテテテ！！！どこかぶつけてしまったときに衝撃の走る痛さ。その後ジンジンと痺れるような痛み。打ち身の痛みはなんとも耐え難いものです。

 

筆者が体験した打ち身とその対策として活用した松の話をご紹介します。よかったら最後までお付き合いください。

 

洗濯物と共にすってんころり！

 

洗濯物を物干しに干していたときのこと。縁側の向こうにTシャツを落としてしまいました。お隣との間にある境界線を示す石に乗って、落ちた洗濯物を取ろうとして時でした。

 

あ～あ～あ～。

バランスを崩し、身体は地面へと。ゴロンと転がりました。その時、痛めたのは右の薬指。曲げ伸ばしできないほどの痛みです。その日はそれからお客様がいらっしゃる予定がありました。のんびりしていられません。さて、どうしたものか？

 

いつもお世話になっている例の本を取り出しました。

 

 

松ファンお馴染みの「松葉健康法」です。調べてみると、このように書いてありました。

 

打ち身堪えがたきに…松の葉一握りをすりつぶし、酢に入れて度々塗る

 

 

打ち身に松葉酢

松葉をすりつぶして、酢を入れる。それを度々塗ることで、打ち身に効果がある。それを信じて、早速作ってみることにしました。

 

松葉酢の作り方

 

黒松の葉を洗ってすり鉢に入れます。

 

 

そして、すりこぎで摺ります。

 

 

少しずつ黒松から葉のエキスが滲み出てきます。葉が固いので、時間かかるかと思いきや、そうでもありませんでした。

 

そして、そこに酢を入れました。

 

 

完成です！

 

打ち身に松葉酢を塗ってみた感想は？

 

青臭い松葉も一緒に酢を指に塗りました。乾いてきたら、また塗って。

 

その時メモしたものをそのまま掲載します。

 

松葉酢を塗る前の

最初の痛みを10とすると…

 

30分後の痛み　6

1時間半後の痛み　1か2！

 

転んでから1時間半後には痛みがほとんど無く、普通に動かせました！！！

 

これには、本当に驚きました。お陰でお客様をもてなす準備は滞りなく進めることができて。本当に感謝でした。ありがたいことです。

 

 

松葉には炎症を抑える効果が！

 

松葉には炎症を抑える効果があります。松の効果効能については、中国や日本の古い文献や医書に多く書かれてあります。

 

痛風、みぞおちの痛み、歯茎の腫れ、捻挫脱臼など、あらゆる痛みに対し、松を使った対処法が先ほどの「松葉健康法」にまとめられています。

 

ここでは打ち身について取り上げましたが、松は五臓に効くと云われています。五臓とは、心臓、肺臓、肝臓、腎臓、脾臓のことです。ほとんどの臓器に善き働きを促す松。血液も浄化し、代謝を促進してくれます。

 

今回は打ち身を通して松の偉大な効果効能を体験することができました。

 

※こちらは個人の体験談です。松葉酢は薬ではありません。松葉を使った効果効能には個人差があることをご理解いただけると、ありがたいです。