躍る大地

庄内松だより|2024年9月

まだまだ猛暑が続く日本列島ですが、こちら庄内は秋風が心地よい季節となりました。

 

先日、同じ庄内地域にある道の駅しゃりんで沈む夕日を見ることができました。

 

そして、同じ敷地内にある松の木もパチリ♪

 

 

このような絶妙なタイミングって案外少ないものです。

写真を撮影したスポット、道の駅しゃりんのサイトはこちらです。

 

さて、6月くらいから松の木にたくさん生っていた青ぼっくり。自宅の窓際に置いていたら、茶色に変わってきました。

 

 

笠が開いていますね。中を見てみると……。

 

 

細長い薄いものが確認できますか?これが松の種です。あれ?松の実じゃないの?と気づいたあなた。ありがとうございます。わたしも疑問に思い、調べました。

 

「松の実」と呼ばれる主に中華や韓国料理の食材として使われているものは、チョウセンゴヨウマツと呼ばれる松の木から採れます。だから、黒松や赤松からは松の実は採取できないのです。

 

詳しく載っていたサイトから引用させていただきます。

 

球果に含まれる種子は長さ1~1.5センチほどで食用になる。「松の実」として販売されているのは本種(チョウセンゴヨウマツ)の種子で、中国や韓国では収穫用に低く仕立てられたチョウセンゴヨウが栽培されている。日本人が口にしている「松の実」のほとんどは、韓国産チョウセンゴヨウの種子。種子には他のマツ類に見られる翼がなく、動物に食用されることで拡散される。旧石器時代の日本人もこれを食用にしていたと考える説があるHP「庭木図鑑植木ペディア」より

 

昔の日本人も松の実から栄養を摂取していたんですね。

 

ちなみに松ぼっくりはどんな松にも生るわけではありません。庭木で綺麗に剪定されている松にはできないのです。

 

 

(ご近所の黒松を撮影させていただきました)

 

このような造形美あふれる松には松ぼっくりは生りません。自然に任せて伸び伸びと自生している松にはできる。それは次へとつなぐ命のリレーだから。松ぼっくりの中の種子が、次の命の源となります。古い松ぼっくりが次第に地面に落ちてきました。新たなる若木となるための第一歩です。

 

 

この記事を書いた人

及川美由紀(みぃちゃん)

1969年生まれ東京都出身。2022年鎌倉より山形県酒田市に移住。「庄内に住むのなら松の良さを広めなさい」という内なる声に導かれて松仕事を始める。(好きなこと)文章を書くこと、夫と踊ること、氣功すること、ヴィーガン料理を作ること。著書に「心の病は自分で治せる」がある。愛読書は「大日月地神示」。

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