昔の日本は赤松林だらけだった?日本人の精神性と松について|松語りラジオ第3話
松語りラジオ~皆んな松で元氣になろー!第3話
古来より、日本人と共に生きてきた松に、より親しんでもらいたい。松を通じて忘れかけている日本人の叡智を取り戻そう!という番組です。パーソナリティは松の語り部、及川みいちゃんです。よろしくお願いいたします。
第3話の今日は、昔の日本はアカマツ林だらけだった?日本人の精神性と、松についてというお題でお話しします。
以前は日本の山に松林が今よりもっと多く存在していました。針葉樹のほかにブナの森など広葉樹もありました。しかし戦後、GHQがそれらの森林の木々を伐採して杉林へと変える指示を出しました。それは、敗戦国である日本の人々の精神性を貶めるためです。なぜなら日本人は自然とともにある生活をしてきたから。西洋の思想は日本古来の思想を根本的に違います。
花粉症はスギ花粉が有名です。もちろんスギだけではなくて、排気ガスやpm2.5などの影響もあります。しかし、山の木々がスギに植え替えられたのは大きな問題です。
天保の飢饉の飢えを救った松の皮
何より日本人は山を森を大事にしてきました。一年中、青々している松から栄養をいただいてきました。例えば江戸時代後期になると、何度も大飢饉が起こります。特に、東北の国々飢饉になると食べ物が本当に無くなりました。天保の飢饉のとき、津軽藩では松の皮を剥いで、そこから栄養を取るようにとお達しがでたほど。松の皮を雑穀や餅などに混ぜて栄養を摂りました。そのお陰でなんとか飢えを凌いだという日本人は過去に松とのお付き合いがあります。
松林や広葉樹の森がスギに変えられてしまった影響で、日本人の精神性というものが断たれてしまいました。自然を融合して暮らし方にアメリカの文化が入ってきてました。それまで自然の方に向いていた興味が、アメリカから入ってきた「3S」に移ってしまいました(3Sって聞いたことありますか?もしご存知なかったら、調べてみてください)。
古来からの日本人が持つ精神性を思い出す
今の日本の文化は、アメリカから入ってきたものがとても多いです。それがいい悪いということではありません。ただ時代が変わっていくこの時期だからこそ、日本人の自然を崇拝する気持ちを思い出してみる……。
昔の人は太陽を見て「お天道様、ありがとうございます」と自然と手を合わせるような精神性、そういうものを日本人は持っていました。
日本人が昔から持っていた自然を愛するという精神性を取り戻す時期ではないでしょうか?及川みぃちゃんはそんなことを考えております。
今日も聴いていただいて、ありがとうございます。聴いてくださっているあなたの未来がどんどん良くなっていくことを願っております。
関連情報
松葉関連商品の製造・販売 | 躍る大地
【躍る大地】は、松葉オイルをメインとして他、松葉関連商品を製造・販売しています。メインの「九鬼太白ごま油」を使った松葉オイルは、テンペル、ケセルチン、α-ピネン、ビタミン類(VA,VC)など成分がたっぷり。日常使いとしてはもちろん、プレゼントとしてもおすすめです。「やりたいことをとことんやれる」心と身体を育みませんか?
屋号 | 躍る大地 |
---|---|
住所 |
〒998-0071 山形県酒田市古湊町3-62 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
定休日 | 土・日 |
代表者名 | 及川 美由紀 |
info@odoru-daichi.com | |