躍る大地

戦中戦後の日常生活での松葉の使い途

こんにちは。
松葉研究家の及川みぃちゃんです。

地元の図書館でこのような本を借りてきました。

 

 

「絵と方言で綴る庄内子ども歳時記」

 

 

わたしの住んでいる地域は山形県酒田市です。

 

鶴岡市などと併せたエリアを庄内地方と呼んでいます。

 

その庄内地域の戦中戦後の頃の生活を昭和一桁生まれの著書さんが、ご自身の経験を基に書かれています。

 

昭和30年代に入って初めて味噌を買ったとか、トンボを捕る網は太めの萱の先端を四角く曲げたところに蜘蛛の巣を張るなど、現代人のわたしでは驚くことばかり書いてあります。

まだ6〜70年前位の話しなのに、遠い昔話しを読んでいるようです。

 

 

 

炊事に使っていた松葉

その中で松葉について記載があったので、ご紹介します。

日曜日、おばあちゃんや両親が農作業に出ているとき、お昼ごはんを小学5,6年生の女の子が用意するときのシーンです。

 

 

「しちりんの目皿に松葉を置いてマッチで火をつけ、消し炭を入れた後に硬炭(普通の木炭)を足す。炭が赤くなると網を渡してしょんびき(注:「塩引き」恐らく塩鮭のこと)の身を並べた。(後略)」

 

七輪に火を起こすとき、松葉を使ったという記述です。

 

まず料理するために火を使うことさえ、今の日常生活ではあり得ないことです。

 

では、バーベキューなど屋外で料理することを考えてみます。

 

今ならマッチを使ったとしても、古新聞を使うとか、チャッカマンなどライターを使うでしょう。

 

当時は新聞なども家で買うことも少なかったでしょうし(都心部なら新聞を購入していた家は多かったかな?)、他のお話しを読んでも今とは比べ物にならないくらい不便な生活をしています。

 

 

その中で松葉は火を入れるために使われていたことが分かりました。

 

恐らく、松葉に含まれている精油成分が、マッチの火を長く保つことができたのでしょう。

 

他の植物の草や葉ではすぐに燃え尽きてしまいますから。

 

そのあたりは昔の人の知恵なのでしょう。

 

 

昭和初期の不便ながらも温かみのある暮らし

 

ただ、不便で厳しい生活の中に、人と人との交流の温かさがたくさん本には載っていました。

 

テレビやインターネットなど無い時代にどのように子ども達が遊んでいたのか、昭和40年代生まれのみぃちゃんでも知らない世界が拡がっていました。

 

電気が発達して、その後生活は大きく変わりました。

 

お年寄りに昔話などを聞かせてもらう機会さえ無いです。

 

まだ移り住んで間もない庄内の暮らしを知りたくて借りた本でした。

 

 

 

今生きてれば90~100歳くらいの人の人が子供のころ、どのような遊びをしていたのか、知ることができました。

 

今では不便極まりない暮らしぶりです。

 

でも生き生きと暮らしていただろうことが想像できるその時代があったのだな、と。

 

 

本との出会いに感謝せずにはいられません。

 

この記事を書いた人

及川美由紀(みぃちゃん)

1969年生まれ東京都出身。2022年鎌倉より山形県酒田市に移住。「庄内に住むのなら松の良さを広めなさい」という内なる声に導かれて松仕事を始める。(好きなこと)文章を書くこと、夫と踊ること、氣功すること、ヴィーガン料理を作ること。著書に「心の病は自分で治せる」がある。愛読書は「大日月地神示」。

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