躍る大地

庄内地方の松枯れ18万本前年比38%増|荘内日報より

最近の日本海側の松は、枯れた松が目立ちます。近所では、立派な黒松が立ち枯れしています。

 

 

松林もあちこち茶色くなっていて、場所によっては青々した黒松のほうが少ないです。

 

 

荘内日報の10/31付けの記事によると山形県内の2024年被害木は18万2407本。前年よりも38.2%増加しています。また材積(木の体積)では10万4396㎥で82%増えています

 

特筆すべきは庄内地方での増加(材積)です。

  • 鶴岡市 前年比 50.4%増
  • 酒田市 前年比 101.7%増
  • 遊佐町 前年比 46.4%増

 

特にわたしが住んでいる酒田市において枯れた松の数は去年より2倍を超えている状況です。伐採しようにも多すぎて追いつかないというのが現状なのでしょう。

 

昨年までは、枯れた松の木にピンクや青のテープが貼られ、その後、森林組合や林業の会社が伐採作業を行っていました。しかし、今年は枯れた松にそのテープが貼られている様子が、ほぼありません。

 

伐採作業しているのは、市の施設の周りの松のみ。ほとんどの枯れた松は放置されています。11月下旬からは雪が降ります。このままの状態で雪の時期を迎えることになるのでしょう。

 

枯れた松林は日本海からの風雪を守ってくれるのか?江戸時代の豪商本間家が植林してくれた庄内の松林。命の灯は、細くなってきています。

 

被害木18万2400本 前年比38%増 松くい虫被害 昨年の庄内地方 過去に類見ない状況 庄内町にも拡大|2025年10月31日付紙面より|荘内日報ニュース−山形・庄内|荘内日報社

 

 

次回から、これほどまでに松が枯れた原因について、私見を述べさせて頂きます。

この記事を書いた人

及川美由紀(みぃちゃん)

1969年生まれ東京都出身。2022年鎌倉より山形県酒田市に移住。「庄内に住むのなら松の良さを広めなさい」という内なる声に導かれて松仕事を始める。(好きなこと)文章を書くこと、夫と踊ること、氣功すること、ヴィーガン料理を作ること。著書に「心の病は自分で治せる」がある。愛読書は「大日月地神示」。

SNS LINK

この著者の記事一覧

関連情報

松葉関連商品の製造・販売 | 躍る大地

躍る大地

【躍る大地】は、松葉オイルをメインとして他、松葉関連商品を製造・販売しています。メインの「九鬼太白ごま油」を使った松葉オイルは、テンペル、ケセルチン、α-ピネン、ビタミン類(VA,VC)など成分がたっぷり。日常使いとしてはもちろん、プレゼントとしてもおすすめです。「やりたいことをとことんやれる」心と身体を育みませんか?

屋号 躍る大地
住所 〒998-0071 
山形県酒田市古湊町3-62
営業時間 10:00~16:00
定休日 土・日
代表者名 及川 美由紀
E-mail info@odoru-daichi.com

コメントは受け付けていません。

特集