躍る大地

【エッセイ】松を薬とするために本当に必要なこと

松の効能はたくさんあります。

身体が酸化した状態を正常に戻す作用、血液のドロドロをサラサラにする作用、痛みを緩和する作用……どれも、一般的には、薬の効果効能のようなものです。

 

しかし、その松の効果をなかなか受け取れない、あるいは、効果が実感できない、または良くなってもすぐにまた悪い状態に戻ってしまう。

 

そのような場合は、実は松の使い方(松葉をジュースやお茶にして飲む、松葉を抽出してオイルにする)ではなく、使う側にも注意が必要だということに思い至りました。

 

その松の効果を最大限に受け取るために、必要なことをお伝えさせて頂きます。最後までリラックスしてお付き合いください。

 

薬とは「草」で「楽」になるもの

 

薬という漢字を眺めてみますと、「草かんむり」に「楽」と書きます。薬とは、草を使うことで楽になるという意味でしょう。

 

今の薬には草の成分は入っていません。漢方薬は植物由来のものですが、大手製薬会社で製造されているものは、石油由来の薬がほとんどです。

 

松で楽になるために

 

松の効果効能はこのブログを読んでくださっている方ですと、既にご存知かもしれません。松自体には素晴らしい力があります。だから、その力を信じて、松の効果が実感できるよう、心と身体も楽になれる……ということを信じれは良いのです。

 

楽にしたいのに頑張って(=「頑な」に「張って」)いないか?

 

例えば、具合が悪くなり病院へ行き、薬を処方してもらう。それで、薬だけ飲んで、いつも通り動くのと、ゆったりと休養するのでは、どちらが早く良くなるでしょうか?

 

いくら効果効能があっても、楽にゆったりと過ごすのと、身体に無理があるのに頑張って過ごすのとでは、結果が違ってくるのは、誰しも経験あるかと思います。

 

だから、しっかりと養生することが大事なのです。

 

でも、つい頑張ってしまう。それが日常化してしまうと、治るものも治らない、という事態に陥ります。

 

だからこそ、ゆっくり過ごす。それが何よりの薬となる。恐らく頭ではわかっているけど、なかなかできないというのが、本音なのかもしれません。

 

ただ、わたしだけではないかと思うのですが、更に気づいてなかった点があるのです。

 

心配が治りを遅くする

 

何かしら心配事があると、いくら身体によいものを採り入れたとしても、効果は薄いです。例えば、ビタミンCをたっぷり摂ってもストレスフルであれば、どんどん消費してしまうし、甘いものを食べれば全部無かったことと同じになります。

 

また、不安も一緒です。

「どうしようか?」「あれはどうなんだろう?」「大丈夫だろうか?」そんなことばかり頭の中をぐるぐるしていれば、いくら布団の中で身体を休めていても、脳は全く休んでいません。その結果、神経も休まらなく、松のリラックス効果も半減してしまうのです。

 

不安、恐れ、心配すること……これが何より身体と心を蝕み、どんな健康法を取り入れてもなかなか改善しない根本原因なのです。

 

不安になること自体は癖だった

 

わたくし事なのですが、最近色んなものを手放しています。仕事や人間関係、家の中の不要なもの……どんどん片付けていくにつれ、これまで心の中の溜まっていた何かも一緒に片付いてきています。

 

そうしてまた、別の學びからも、あることにやっと気づきました。

 

不安でいること、その思考は習慣、それも悪い癖だったと。いつも未来に起こることをぐるぐると予想し、そうならないためにどうすればいいか、と悪くならない状況ばかりを考えていました

 

そして、それなりによい結果が出たとしても、それを味わうことなく、どんどん次へ次へと進む。その結果についても、ここが良くなかった、もっとこうすれば良かったと、自分にダメ出しする。

 

未来を憂い、過去を反省ばかりする

それをこれまでの人生、ずーっと繰り返してきたのです。

 

これって、緊張がほどけません。こうやって他人目線で見れば、「そうだよね、もっとリラックスすればいいのに。肩の力抜いてさ!」なんて思うのでしょう。

 

ては、これを読んでいるあなた自身はいかがでしょうか?一日の中で心からリラックスする時間を確保されていますか?身体が緩むことはありますか?

 

わたしはいつの間にか「頑張るのが好き」でした。そうすることによって結果がついてくると思っていたからです。

 

しかし、どうも違う……。

 

頑なに張っていたら、身体はいつも緊張します。具体的には交換神経が張り詰めていて、副交感神経が優位になりにくい。

 

もちろん、リラックス効果のあるものを生活に採り入れることは、とても大切なことだとし、素晴らしいことです。

 

しかし、普段の思考の習慣が「あれしよう、これやらなきゃ!」と自分のタスクばかり増やして、それをこなすばかりの日々……、どう感じますか?心が休まりますでしょうか?副交感神経が優位になりやすい状況といえるでしょうか?

 

何かしら手放すことで、心に余白が生まれ、やっと、自分の心にも優しさを与えることができる。それを50代後半にして、やっと体感しているところです。

 

 

日々に追われると「無理」が重なる

 

漢字の言葉遊びのようになっていますが(笑)今度は「無理」という字をみてみます。「無理」は理(ことわり)が無いと書きます。

 

ことわりとは、「そうなるべき物事の道理、道筋」とあります。

(新解明国語辞典による)

 

何か得たい結果があるのに、そうなるべき道筋ではなくなってしまう、それが「無理」の正体です。

 

無理までして頑張って、それでもへこたれず……日本人にはよく見られる傾向ではないでしょうか?

 

もしかして、あなたにも当てはまる部分があるのかもしれません。

 

でも、無理したらだめなんです。楽でなければ、松でも薬でも効果が薄い。楽していいんです。

 

頑張って頑張って、無理を重ねた結果、分かったことでした。

 

頑張ってきた自分は素晴らしい

 

ここまで読み進めてきてくださると、頑張ってきた自分は何だったのだろう?と自分を否定的に考えるかもしれません。

 

それも不要です。

 

これまでの人生でたくさんたくさん頑張ってきました。それはそれで素晴らしいことです。これまでの努力は否定しなくていいです。頑張ってきたからこその経験や學びもきっとあったはずです。

 

でも、ここらでその頑張りという荷物をそっと下ろしてもいいのです。これまでの自分にたくさんの労いと感謝とともに。

「今までよく頑張ってきたなぁ、素晴らしいなぁ」と。

 

いやいや、人と比べたら、わたしの頑張らなんて、大したものではありません、なんて思わないでくださいね。

 

あなたの素晴らしい努力は、誰かと比べるものではありません。誰かに称賛されなければ価値が無いわけでもありません。誰にも知られずにやってきたこと、人から見たら小さいことだと思われるようなこと、でもやっぱり頑張ってきたのです。

 

それを否定しないでください。しっかり抱きしめてあげてください。これまで充分頑張ってきました。無理してきたこともあるでしょう。認められず悔しい思いをしたこともあるでしょう。

失意の中で苦しんできた日々もあったかもしれません。

 

それでも、そんなこれまでの色んなことをそのすべてを否定しないでください、それはそれで素晴らしいことだったのですから。

 

自分を否定しまくってきた人にとっては、簡単に受け入れにくいものかもしれません。自分を責めることを無意識のやってしまう習慣があると、頭では分かるんだけど……と思うかもしれません。

 

わたし自身、ここまで理解できるようになるまで、たくさんの時間がかかりました。

 

いくら身体によいことをしても、すぐに体調不良となる。何故なんだろとずっと疑問に思っていました。

 

自分自身を大切にする。その心持ちが何よりの薬となること。

 

その大切にするということの具体的な方法について、また別の機会にお伝えさせて頂きたいと思います。

 

 

最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。心からの感謝をこめて。

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

及川美由紀(みぃちゃん)

1969年生まれ東京都出身。2022年鎌倉より山形県酒田市に移住。「庄内に住むのなら松の良さを広めなさい」という内なる声に導かれて松仕事を始める。(好きなこと)文章を書くこと、夫と踊ること、氣功すること、ヴィーガン料理を作ること。著書に「心の病は自分で治せる」がある。愛読書は「大日月地神示」。

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